カード番号 | 分類 | 勢力 | 種族 | コスト | 効果 |
se
| アビリティ | - | プリースト | 3 | 対象は4点のダメージを回復し、取り付けられた負のアタッチメントを消す。 |
最大値以上には回復しない。相手のアリーやヒーローには使用できない。
JerichoとZhannaの能力を合わせたようなカード。
相手のヒーローがDimension Ripper等で奪ったHealing Touchを使った場合、Blood FrenzyやEnrage等は剥がれるが、
プリースト側が自分のヒーローにHealing Touchを使っても、Dimension Ripper等で回ってきたそれらのアタッチメントが剥がれる事はない。
つまり、プリースト側に有利になる場合にのみ、アタッチメントを剥がしてくれる。
プレイングのコツ
対メイジに特に効果的である。プリーストは長期戦になりがちなので、
Poison GasとEngulfing Flamesを剥がせるのは大きい。
どちらかが貼り付けられたら次のターンにもう片方が来ないか待ってみてもいいだろう。
ついでにSnow Sapphireの凍結も剥がせることも覚えておいて損は無い。
アリーに対してはCrippling Blow、Captured Prey、Poison Arrow、毒や炎上状態を剥がせる。
大型アリーを狙ったEladwenの凍結能力に対しても有効。
細かいところで言えば、Jasminの誘惑能力も解除できる。
相手は無力化したアリーには攻撃されないという想定でアリーを展開するだろうから、
Raven等の無力化を解除できれば相手の筆頭アリーを奇襲で1体機能停止にできる。
このように、負荷を剥がしてすぐに攻撃が出来るのもRetreat!には無い強みと言える。
また、ヒーローに当ててきたFireballと1対1交換できる。
暇を見て使うよりも、相手のダメージ計算を狂わせる目的で隠し持っていても良い。
例えば、相手がこちらの少ないライフを見て、アリーの除去よりヒーローへの直接攻撃に
シフトした時などは勝敗を分け得る。
このように返し技としての役割が多いカードだが、
無力化されたアリーを復活させれば押しているときでも即ダメージソースになってくれる。
例えば、Captured PreyされたJasmineを復活させるだけでもSmite以上のパフォーマンスを発揮する。
弱点
上記のように受けの広いカードだが、直接ボードへ干渉するわけではない。
本体に使用して4点回復しても次のターンでそれ以上の点数をAllyで殴られては意味がない。
3コストであればSmiteをいれてAllyを除去することで4点以上のダメージを予防したり、3コストのアリーを避雷針にしても代用できる。
このカードをデッキにいれたのであればカードの切り方が難しくなってくる。
単純なカードのようで、実は上級者向けのカードである。
その他
Healing Touchがもたらすアドバンテージについて、例えば、
こちらTidal Wave→相手はArmored Sandwormを召喚
こちらRavenを召喚→相手はCrippling BlowをRaven撃つ
こちらHealing TouchでCrippling Blowを剥がしてSandwormは機能停止
カード・アドバンテージ:HT1枚でCBとSandwormを除去できるので、1対2の交換
テンポ・アドバンテージ:RavenでSandwormに先手がとれる。また、相手のアリーが1体減り、こちらのアリーが1体増えたので、次のターン以降もRavenで先手がとれる。
保守的な印象を与えるカードかもしれないが、状況次第でこのように3コストとは思えないほど大きなアドバンテージをもたらしてくれるカードである。
Crippling BlowのところにEladwenの能力を代入すると、
「EladwenのSEを4減らし、相手アリー1体の攻撃力を0にする」というカードになる。
Retreat!に次ぐ、プリーストの隠れたボード奪取カード。
コメント